5月といえば「五月病」という言葉の通り、新社会人が新しい環境と
人間関係に戸惑う季節。4月に研修などでせっせと詰め込まれた!?
知識もゴールデンウィークを挟み、所々あやふやになってしまったり、
お休みを満喫するうちに、ついつい意識が学生時代に逆戻りしたり、
あれこれとプレッシャーがかかるのであろう。
本日5/4の日本経済新聞「春秋」にも元NHKアナウンサーの山川
静夫さんの新入社員時代の失敗談が掲載されておりなかなか面白い。
(以下引用)
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新人研修の後、青森放送局配属に配属され、方言に悩まされながらも、
なんとか日々の勤務に慣れてきた。この慣れがくせものだ。
山川アナは生放送で「お知らせ」を読んだ。「青森市住宅課ではこのたび
新しい市営住宅100戸の入居を募集しています……」。お茶の子サイサイ
と読んでいくうちに、日付を見て絶句した。募集期限が前日になっていた
からだ。
気が動転し、あわてて「締め切りは昨日で切れていますが、急いで行けば
間に合うかもしれません」とやった。電話が鳴り、苦情が殺到・・・。
全文はこちら↓
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20070503MS3M0300103052007.html
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新入社員といえば、まだ会社のことを良く知らず、思わぬ失敗ももちろん
するが、何の先入観もない中でついぽろっと口にする意見や、「思いつき」
の中に実は「お宝のような意見」が隠されていることが多い。
個人的な感覚では、新入社員時代は何の基礎知識もない「思いつき力」が、
何年かするうちに会社のバックグラウンドの知識を吸収して、「批判力」や
「提案力」に進化していく。
もちろん中には、一生「批判力」しか身に付かず、新しい取り組みや挑戦へ
の抵抗勢力で終わってしまう人もいるが、的確な批判力が身に付けば、
「ではどうするか」
という対案、「提案力」がバランスよく身に付くはずで、現在のサラリーマン
の理想像!?とも言える「自ら課題を見つけ、解決していく課題解決型」の
人材へと変貌していくのであろう。
仮に、そうした方向に新入社員が伸びていかなかったとしても、管理職や
先輩がそうした能力を引き出す育成をしていくのが当然だと思う。
さて、そんな新入社員は、社会に出たばかりで会社には何のしがらみもなく、
余計な知識もない。ついぽろっと口にする思いや意見に、思わぬヒントや
発見がある場合が非常に多い。
先輩としては、つい
「新人で何も知らないくせに」
あるいは、
「それはこういう理由で今まで実現していない。
思いつきで軽々しく言うな。 俺たちだってそれくらい
当然分かっている。ちゃんと考えているんだ。」
なんて言ってはいないだろうか(笑)。先輩のプライドを守るために、新入社員の
先入観なき貴重な意見を握りつぶしてはそれこそ会社にとっては大事件で
ある。彼、彼女たちも、数年すれば、会社のしがらみにがんじがらめとなり、
「まずできない理由を考える」つまらない社会人になってしまう恐れも十分ある。
率直な意見など簡単に聞けなくなってしまうかもしれない。
この緊張している「旬」、フラットな状態を逃してはいけない。
もちろん新入社員の「思いつき」が全てがモノになるとは思わないし、正直
使えない意見が大半かもしれない。
だがしかし、新入社員にとっては、先輩に意見をちゃんと聞いてもらえる
と思うだけで、やる気も出てくるし、1人の社会人として会社に必要とされて
いる実感が湧くのではないだろうか。五月病・・なんて言っていられない
はず・・・!?
ちなみに、私は今年の新人に上記の説明をきちんとし、恥ずかしがらずに
思いついたことは何でも言うように話してある。「何もしらないことが恥」なの
ではなく、「何もしらないからこそ時に貴重な意見が言える」と。
もちろんいきなり先輩に何でもいいから意見を言え・・・なんて言われても
肝っ玉が据わり図々しく意見が言える新入社員ばかりではない。
あまり焦らずあくまで新入社員のペースを大事にしながらやるのが一番
である。
「思いつき」は私のノートに書き記し、忘れないようにし、いつか実現できるよう
に一緒に頑張って行こうとインセンティブのひとつと捉えるようにしている。
なんて、先輩として色々考えているつもりなのだが・・・当の新入社員はそんな
先輩の思いも露知らず(笑)
ゴールデンウィークで綺麗さっぱり忘れて
くるんだろうなぁ・・・・・。
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